旭陽化学工業株式会社|ゼラチン・コラーゲン・三千本和膠「飛鳥」の製造旭陽化学工業株式会社|ゼラチン・コラーゲン・三千本和膠「飛鳥」の製造

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ABOUT

ゼラチン・コラーゲンペプチドの
製造販売トップクラス

食・美容・健康・医療・芸術の分野で
新たな可能性を拓く

独自の研究開発と抽出技術をベースに、ゼラチン、コラーゲンペプチド、膠の製造・販売を行っています。ゼラチンとは、タンパク質の中で唯一人の体温に近い温度で可逆的ゾルーゲルを繰り返す特性をもった動物性タンパク質の総称です。コラーゲンペプチドは、ゼラチンをさらに分解し低分子化することにより、体内での消化・吸収性をより向上させるなど、機能性を高めたもので、これまでゼラチンでは利用しにくかった低粘性の飲料や、その他加工食品等新しい分野にも応用されています。膠は、原料から抽出したものを乾燥・冷却し凝固させたもので、文化財の修復・模写や日本画の画材および工芸品などに接着剤として利用されています。これらを活用して人々の暮らしや社会をより豊かにすることが私たちの使命です。

副産物の有効活用

循環型社会の実現に向けて

食品や製品の加工工程で発生する副産物を利用して大量廃棄を削減するとともに、人々の暮らしや健康促進の向上に貢献していまります。

PRIDE|創業明治17年(1884年)PRIDE|創業明治17年(1884年)
ASAHI PRIDE「高品質・高度研究」ASAHI PRIDE「高品質・高度研究」

品質へのこだわり

より良い品質を目指し
原料処理から一貫して自社製造

弊社はより安全で安心出来る製品を顧客に提供するため、 兵庫県版HACCP、 ISO 22000、FSSC 22000の認証を取得しました。重要工程の継続的管理により、生物的・化学的・物理的食品安全ハザードを明確に管理しています。

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粗原料から製品までを一貫して自社製造で行っていますので、製品を短期間で製造することができます。その他企業は海外から中間製品を仕入れて製造しているところがほとんどで、どうしても製造に時間がかかってしまいます。また、コラーゲンはタンパク質ですので、時間が経つと劣化して味や品質が落ちてしまいます。弊社は一貫した自社製造で、高品質のゼラチン・コラーゲンペプチドの提供が可能となっています。

安全性について

  • 認証取得・許可・認可
  • 兵庫県版HACCP
  • ISO 9001:2008
  • ISO 22000:2005
  • FSSC 22000
  • 医薬品製造許可
  • 医薬部外品製造業 許可
  • EDQM(欧州医薬品評価局)

起源

生業とすることに
最も適した地域

姫路は昔マッチの世界一の産地だったということもあり、この地域にはマッチ用の膠を作っていた膠業者が最盛期には30~40軒近くもありました。播磨地域は雨が少なく膠を乾燥させるのに適した環境です。又、ゼラチン、コラーゲン製造には大量の水を使用しますが、揖保川水系から上質の地下水を汲み上げる事が出来ます。揖保川水系の上流には日本酒や素麺、醤油など水を使った地場産業が盛んです。創業から140年が経ち、ゼラチンやコラーゲンを主に製造していますが、今でも当時と変わらず膠も作り続けています。

社屋社屋

「三千本膠和 飛鳥」を使用して描かれた本社工場

伝統・文化財の保護

三千本膠を
復元・製造

三千本膠は掛け軸、屏風、天井画などの日本画制作や重要文化財の保存・修理用に用いられており、数多くの文化財を有する日本にとっては切っても切れない関係にあります。そのような中、2010年に日本で唯一三千本膠を製造していた業者が廃業しました。この事に危機感を抱いた東京芸術大学美術館館長の依頼で共同研究がスタートし、昔ながらの三千本膠の復元に取り組みました。何度も試作品の評価を受けながら、防腐剤や保存料などを一切使用しない「三千本和膠 飛鳥」の開発に成功しました。明治17年創業以来の培った製造技術が大いに役立ちました。

研究

常に変化を
続けるために

弊社ではゼラチン、コラーゲンの品質向上や付加価値、製造の効率化等様々なテーマを設定し、改善・研究を行っています。また、大学や公立研究機関と連携し、新しいテーマで共同研究にも積極的に取り組んでいます。様々な原料を用いて、原料処理・抽出・精製・乾燥等の培った技術を用いて、高付加価値製品の開発に努めています。設備や機械についても絶えず新しい機能や省エネ性能を持ったものが出てきています。品質やコスト削減にはゴールがありませんので常に最新の情報を収集することが大事です。